テールモーターの配線
テールモーターをベースに固定して、配線の確認をします。
トラスの隙間からうまく通せそうだったので、受け側のコネクタをこの位置に接着しました。
配線をそのまま通すと隙間から目立つので、熱収縮チューブでまとめて、テールブーム上部に接着しました。
この後の作業で尾灯を取り付けますが、その配線も熱収縮チューブの中を通しておきます。
熱収縮チューブはドライヤーやエンボスヒーターなどの熱風で収縮させることができるので、しっかりとまとめておきます。
電飾の作成
今回電飾として、機体左右の航行灯と、キャノピー上部と機体下部のアンチコリジョンライトの4つを点灯させますのでそれぞれを作成していきます。
まずはキャノピー上部のアンチコリジョンライトです。
2mmのプラ丸棒に1mmの穴を開けてベースとします。
ライト部分は2mmのアクリル丸棒を1mmに削って作りました。
キャノピー上部に開けた穴に通してみました。
機体下部のアンチコリジョンライトのライトは、2mmのアクリル丸棒を使用したのですが、実際の意直径が2mmより少し太めだったので、ちょうど2mmになるように削って作りました。
機体下部のパネル部分にライトのモールドがあるのですが、これは削り落としてパテで埋めてから2mmの穴を開けています。
この穴に上で作ったレンズ部分をはめてみます。
アンチコリジョンライトのレンズに、チップLEDを瞬間接着剤で貼り付けました。
塗装が完了した後に本体に取り付けします。
尾灯はチップLEDを直接テールモーターのベースに貼り付けることにしました。
ただし、配線が目立たないようにモールドの内側を這わせています。
尾灯の配線はトラスの隙間から内側に入れて、テールモーターの配線とまとめて熱収縮チューブの中を通しています。
機体左右の航行灯は、キャノピー下部に直接チップLEDを貼り付けています。
アンチコリジョンライトの点滅に使う回路を作っていきます。
いつものようにPIC(12F675)を使いました。
PICにプログラムを書き込んだら、ブレッドボードで動作確認します。
動作が問題なければ、配線していきます。
0.5mmの薄いガラスエポキシ板に3端子レギュレーター、PIC、抵抗を接着して配線をハンダ付けしていきました。
電源は受信機の基板の電源の所から直接取りました。
バッテリーが2セルで最大8.4Vある事から、3端子レギュレーターで5Vに降圧しているのですね。
キャノピーマスキング
キャノピーは上下2つのパーツに分かれているのですが、隙間が開いてる部分があります。
キャノピーは磁石で固定しているのですが、隙間は気になるのでパテで埋めてしまいます。
窓の部分にマスキングテープを貼った上で、片方にマスキングゾルを離型剤代わりに塗り、反対側にソフト99の軽量パテを塗って、硬化まで置いておきました。
塗装
いよいよ塗装開始というわけで、最初にタミヤのプライマー入りのサーフェイサーを全体に塗装していきます。
最初に、尾ソリ部分を水性ホビーカラーのイエローで塗装していきます。
機体の基本色は水性ホビーカラーのRLM71 カーキグリーンを塗装しています。
尾ソリ部分は、イエローだと明るすぎるようなので、少しオレンジを足したイエローで再塗装しています。
機体の塗装後、デカール貼りまで完了です。
タイヤはスキッドの固定部分にプラ板を足して少し高さを増して、タイヤの軸がきちんと合うようにして、ピンで固定、接着しました。
ボディはここまで完成した時点で、つや消しクリアに少量のクリアを混ぜてコーティングを行いました。
エンジンの塗装
エンジン部分は、ブルーグレーと焼鉄色をメインに塗装していきました。
エンジンをフレームに取り付けてみたところ、パイプ部分とフィルタ部分とがずれていました。
パイプの先端部分を2か所ほど切り落として、真鍮線を通して自在に曲がるようにしました。
フィルタとの合いが丁度良くなる位置で固定して、隙間をパテで埋めています。
パイプ部分を再度黒で塗りなおして、全体をつや消しクリアで塗装してエンジンパーツは完成です。
完成
エンジンを機体に接着し、メカ積みしたら完成です。
バッテリーを載せてバランスをみてみるときちんと前後バランスがとれており、テスト飛行も何の問題も無く安定して飛行しました。
受信機のLEDが明るすぎてまぶしいので、減光用のフィルタを貼りました。
電飾はこんな感じです。