ノスタルジック鉄道コレクションのDB20をアルモデルの3軸動力を使用して、DC20へ改造しました。
動力
アルモデルから出ている、ロッド付3軸DL用動力を使用します。
シャーシを組み立てて塗装し、動力部分にねじ止めすれば、下回りは完成です。
ボディを載せると良い感じですね。
今回使用するノス鉄のDB20は、専用ケースを購入すると付いてくる、無塗装の物を使用します。
カプラーはマイクロトレインズの#2004を使用しました。
高さも問題ありません。
屋根の加工
アルモデルの動力には、DC20の屋根を再現するためのパーツが付属しています。
屋根部分にパーツ取り付け用の穴を開けて、穴の位置を決めるためにけがいた線をパテで埋めています。
屋根の端とボディとの間に少し隙間が空いていたので、プラ板で隙間を埋めました。
真鍮線や真鍮パイプ、プラ棒を使ってエアタンクや配管、排気管などを作成し取り付けました。
ライトの点灯化
ノス鉄のボディに付いているライト部分に穴を開けて、チップLEDを仕込んでいます。
穴を開ける時は、ある程度ドリルでさらってから、ゴットハンドのスピンブレードを使って形を整えています。
LED周りは黒で塗りつぶしました。
塗装が全て終わってから、中にUVレジンを流してレンズを作っています。
ナンバープレートの取り付け
アルモデルの動力には、エッチング製のナンバープレートが付いているのですが、厚みがあるのでボディ側を掘って埋め込むことにしました。
ナンバープレートの周りに隙間があるので、パテで埋めています。
塗装
ボディの塗装は、モンザレッドを使用しました。
スカートなど下回りはシャインレッドを使用しています。
ナンバープレートの文字部分をやすりで削って地を出しています。
社紋はアルモデルから出ているインレタを使用しています。
仕上げで、半光沢のクリアーを吹いています。
屋根はニュートラルグレーで塗装し、ウェザリング後につや消しクリアを吹いています。
DCCデコーダー搭載
DCCデコーダーを載せるにあたり、動力のモーターと集電板との接続を外してワイヤーをハンダ付けしました。
デコーダーは当初、ロクハンのA053を使ってみたのですが、動力との相性が良くないらしく、モーターがスムーズに動きません。
そのため、永末システムのDE29x2r2を使うこととしました。
モーターの上にウェイトを載せてその上に、ポリイミドテープを巻いたデコーダーを載せました。
ライトとの配線の接続は3ピンのコネクタを使って着脱できるようにしています。
完成
動力に車体を被せて完成です。
動力の動きやライトの点灯も問題無く、とても軽快に走ります。