昨年末にナインイーグルのSolo Pro 128 EC-145が安く売っていたので、思わず購入してしまいました。
マイクロヘリ自体、久しく飛ばしていないのでついでに、リハビリがてら入門機のSolo Maxx 270も購入です(笑)
今回購入した、ナインイーグルのマイクロヘリですが、通信プロトコルにSLTという規格を使用しています。
これは、乱立する2.4GHzのRC用プロトコルを統一しようという元に作られた規格で、対応する送受信機同士で通信できるのはもちろん、既存の送信機にも取り付けられるアダプターが発売されており、フタバやJR、Hitecといった会社のプロポを使ってSLT規格のラジコンを操作することが出来ます。
まぁ、新しい規格が増えただけな気もしますが、一つのプロポとアダプターで複数メーカーの機体を飛ばせるのは嬉しいですね。
そのSLT対応のアダプタが国内ではHitecから General Link という名称で発売されているのでこれも一緒に購入しました。
年開けて、1/4に商品が到着したので、まずはセッティングです。
General LinkはFF10に取り付ける事としました。
キャリングハンドルに取り付けていたプロポスタンドと干渉するため、これは外してGeneral Linkの取り付けです。
ハンドル部分にはかっちりとはまるのですが、取り付けた後は結構緩くてぶらぶらします。
取り付けパーツの内側にテプラのテープを小さく切って貼り付け、これで丁度良いテンションになりました。
General Linkとプロポとはトレーナー端子を経由して接続します。
General Linkをつなぐと、プロポは自動で電源が入ります。
モジュール式で無いプロポや、モジュールを取り付けたままのプロポの場合、電源を入れると電波も出てしまうのでそれを防ぐためにトレーナーモードで電源が入るようになっているのですね。
私のFF10の場合、モジュールを取り外している状態でGeneral Linkを取り付けているのでこの機能は不要です。
ここは、後で改造するとしましょう。
プロポのセッティングも一通り終わり、さっそくフライトです。
注文してから届くまでの間に、ヘリ用の大まかなセッティングはしていたので、後は飛ばしながらの細かい設定の詰めになります。
まずは、Solo Maxx 270から。
General Linkとのバインド作業は必要無いようで、General Linkの電源が入った状態で、機体にバッテリーを接続すると、自動的にバインドされます。
飛ばすと、非常に安定して飛ばしやすい機体です。
2重反転並みにとはとは言いませんが、室内遊覧飛行を行うにはもってこいですね。
安定性が良いという事は、運動性能はその分良くないとも言えます。
とは言え、上から吊ってる感じはあまり無いので、そこそこ動けるのではないかと思います。
この辺は広いところで、試してみたいですね。
調子に乗って10フライトほど部屋の中を飛ばしていたら、墜落時に当たり所が弱かったかスタビバーを折ってしまいました。。。
交換用パーツが届くまでお預けです。
続いて、Solo Pro 128 EC-145。
購入したのはフロリダホスピタルのドクターヘリ仕様です。
このクラスのマイクロヘリで、スケールモデルが出てくるとは感無量です。
しかも、かなり出来が良いのですよね。
まさに空飛ぶプラモデルって感じです。
素材も、かっちりとした硬質の樹脂で出来ていて、それでいて強度もありそうです。。
キャノピー部分が磁石で取り付けられるようになっていて、外してバッテリーを取り付けるようになっています。
バッテリーをつないで、General Linkとバインドを行った後にフライトです。
まず一言、うるさい。
非常にうるさいです。
ローターの風切り音もそうですが、ギヤからかなり音が出ているようです。
後で、分解してみた所、ピニオンギヤとスパーギヤのバックラッシュがほとんど無い状態でした。
モーターはネジで止まっているとはいえ、シャーシにかっちりと固定されているのでバックラッシュの調整は出来そうにありません。
とりあえず、モーターを固定しているネジを緩めて、ピニオンとスパーの間に細く切ったティッシュを2枚重ねで噛ませた状態でモーターのネジを締めました。
ついでにギヤに薄くグリスを塗っておきました。
これで、多少は音が小さくなりました。
後は、フライトを重ねてギヤのあたりが出てくれば、もう少し静かになるのではないかと思います。
肝心の飛行性能ですが、これも安定していますね。
Solo Maxx 270程ではないですけど、いい感じです。
テールフィンの所に航行灯と衝突防止灯のパーツがあるのですが、これの直径が丁度5mmとLEDに換えてくれと言わんばかりです(笑)
ここは、是非ともLEDを使って光らせたいですね。
プロポのトレーナー端子にGeneral Likのケーブルをつなぐと、勝手にプロポの電源が入るのがいやなので、端子部分の改造です。
作業は簡単。
コネクタ部分を分解して、写真矢印部分の短絡部分のハンダを溶かして取り除くだけです。
樹脂部分は熱に弱いので、熱し過ぎて溶かさないように気を付けてください。
これで、FF10の電源とGeneral Linkの電源とが連携するようになりました。
ただし、モジュール式で無い2.4GHzプロポなどでこの改造を行うと、プロポの電源を入れると電波が送出される状態で、General Linkの電波も出る状態となり、干渉の原因となる可能性があります。
その場合は、コネクタ内の短絡しているピン間にスイッチを付ければ、丁度良い電源スイッチになると思います。
コメント
雲山さん こんばんわ(^∀^)/
マイクロヘリいいですねъ(`ー゜) この大きさだと部屋の中で飛ばせられるんですよね~ 天井の高さが高い部屋だと楽しめそう(^∀^)/
この2機はベースとなっているシャーシ?は同じではないのでしょうか? 構造に違いが見えないのですが・・・
それとトレーナー端子の改造ですがコネクタの部分ってGeneral Likのケーブルコネクタ側ですか? それともプロポ側ですか?
トレーナー端子をつなぐと勝手に電源が入る機能はモジュール式ではないプロポの場合はクリスタルを抜いておけば電波が出ないと思うのですが・・・
yoshiさん、こんばんは(^_^)/
マイクロヘリは良いですよ~
飛ばす時、目線の高さくらいなので、部屋の高さはあまり気にしなくても良いと思います(^_^)
2機のシャーシの構造は似ていますね。
違いはローターとスタビライザーの構造にあります。
トレーナー端子の改造は、ケーブルの方ですよ。プロポ側は改造する必要はありません。
クリスタル式のプロポなら、クリスタルを抜いておけば良いのですが、2.4GHzのプロポだとそうもいかないですよね。。。
そもそも、ケーブルの抜き差しを頻繁にしたくないというのが第一の目的なので、こんな改造をしています。