Kato HB-E300 リゾートしらかみ 青池編成 DCC化

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KatoのHB-E300 リゾートしらかみ 青池編成をDCC化してみました。

4両編成のうち、片方の先頭車両がモーター車となっており、T車となっているもう片方の先頭車共々ライト基板を使っているので、ライト基板互換のDCCデコーダーを使ってのDCC化が簡単に出来ました。

使用したDCCデコーダーは永末システムのDE29x6Kr5(M車用)とDF29x6Kr5(T車用)です。

側面発光のチップLEDをはんだ付けすれば、後は車両に乗せるだけとお手軽です♪

(写真はT車の様子です)

基板上面にテールライト用の赤色LEDを載せて、下面の端子にはヘッドライト用の白色LEDをはんだ付けします。
手持ちで赤色の側面発光のチップLEDが無かったので、元のライト基板から外して使用しました。
白色の側面発光LEDはいつもの草心LEDさんから購入したものを使用しています。

LEDの取り付け位置ですが、上面側はライト基板とほぼ同じ場所に取り付けできるので良いのですが、下面側では取り付け位置が端に寄りますので、その分導光板を切断する必要があります。

なお、DE29x6Kr5、DF29x6Kr5共に、上面側の端子(FX1、FX4)がヘッドライト、下面の端子(FX3、FX6)がテールライトとなっているので、FX1とFX3の設定を後ほど変更する必要があります。

DE29x6Kr5、DF29x6Kr5のCV値は以下のようにしました。
T車のCV29で、ビット0を1にしてM車とは進行方向を逆にしています。
これで、M車順行時にM車のヘッドライトとT車のテールライトが点灯し、逆行時にはM車のテールライトとT車のヘッドライトが点くようになります。

FX1、FX3は基板上のランドを表します。
設定の例ですが、CV35FX1に付けたLEDの特性(車両での位置、点灯方法等)、CV112FX1に付けたLEDの明るさと種別を指定します。

FX1は基板の表面端にあるランドで、今回はここがテールライトになります。
コマンドステーションのF1でON/OFFを切り替えます。
FX3は基板の裏面端にあるランドで、今回はここがヘッドライトになります。
コマンドステーションのF0でON/OFFを切り替えます。

●M車
デコーダー:DE29x6Kr5
アドレス:3301(CV17=204/CV18=229)

CV29 [0010 0110 / 38] ロングアドレス化

〇FX1:
CV35 [0111 0001 / 113]
#1ENDの制御/方向制御有効/点灯方向=後/F1で制御
CV112 [1010 0010 / 242]
#明るさ=1010/ライトの種別=テールライト

〇FX3:
CV37 [0110 0000 / 96]
#1ENDの制御/方向制御有効/点灯方向=前/F0で制御
CV114 [1010 0110 / 166]
#明るさ=1010/ライトの種別=ヘッドライト

●T車
デコーダー:DF29x6Kr5
アドレス:3301(204/229)

CV29 [0010 0111 / 39] ロングアドレス化、進行方向逆転

〇FX1:
CV35 [0111 0001 / 113]
CV112 [1010 0010 / 242]

〇FX3:
CV37 [0110 0000 / 96]
CV114 [1010 0110 / 166]

なお、各車両の室内灯は、Kato純正の白色室内灯をそのまま取り付けており、特にDCC化はしていません。