アコースティックの音色

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先日、エレキバイオリンを購入し、教本(セヴシック)を見ながらスケールと運指の練習を続けています。
以前はヤマハのスクールで先生について習ってきたので良かったのですが、今は仕事の都合もありしばらくは独習となります。
とは言え、やはり楽器は先生について教わった方が変な癖も付かずに技術の習得が出来るので、可能であれば先生を探して教えを請いたい所です。

となるとやはりエレキバイオリンを担いでいって教わるというわけにもいかないのと、ちゃんとしたバイオリンの音でも楽しみたいという思いがあるので、アコースティックのバイオリンも購入してしまいました(笑)

以前は、Stentorというメーカーの安いバイオリンを使っていましたが、今回はスズキバイオリンのバイオリンです。
ラベルを見ると、1980年製造のNo.360というビンテージといっても良いくらいの年代物です。
No.360は300シリーズの最上位モデルで、今の500シリーズの中の下位モデルに相当するようですね。

 

スズキバイオリンは日本国内でのシェアが高い分、中古品が安く手に入るのが良いですね。
テールピースの下や、駒の当たる辺りに若干の傷がありますが、全体的には綺麗です。
何しろ、37年という年月でほどよく乾燥しているためか、音色も良い感じです。

購入したときには、アジャスター付きのテールピースとスチール弦が付いていたので、別途ヒルタイプのテールピースとナイロン弦を用意しました。
弦はオーソドックスにドミナントとゴールドブロカットのE線です。
楽器の癖が分かるまではこの組み合わせでいきます。

弦を取り外して、テールピースを交換しました。
この時、テールピースが顎当てに当たるので、顎当てのテールピースに当たる部分を彫刻刀とヤスリを使って削りました。
曲がりなりにも黒檀で出来ているので、削るのも大変です(^^;
また、ペグがかなり渋かったので、コンポジションという潤滑剤を使って滑りを良くしています。

顎当てはドレスデンタイプのものが付いているのですが、私にはちょっと合わないので、近々別のタイプの顎当てに交換の予定です。

エレキバイオリンの方は、ガルネリタイプの顎当てが付いているのですが、こっちは顎への当たりもちょうど良いので、弾きやすいんですよね。

どうでもいいけど、このエレキバイオリンのエンドピンが+ネジのままというのはどうにかならないかな(^^;
機会を見て、飾りネジなどに替えてみたいです。