アパッチ改造記 その10

ゴールデンウィーク真っ最中ですが、久し振りの連休を満喫しています。
とはいえ、2日までの4連休の他はGW関係無しに仕事ですが(^^;

さて、アパッチも10回目となりいよいよ塗装も終盤となりました。

まずは自作したデカールを貼り付けました。

デカールはいつもInkscapeというソフトを使って原板を作成し、アルプスのMDプリンタ(MD-5000)でデカール用紙に印刷しています。
MDプリンタは白の印刷が出来るのは良いのですが、各種リボンもそろそろ入手が難しくなってきたので、今後どうするかもそろそろ考えねばなりませんね(^^;

デカールを貼った翌日に、デカール保護とつやを出すために、半つやのクリアースプレーを塗装しています。

その翌日にクレオスのMr.ウェザリングカラーで墨入れです。
筋彫り部分とリベット部分に塗っていますが、マルチブラックとグランドブラウンを混色した色を使っています。
黒だけだと重くなってしまうので、ブラウンを混ぜています。

筆にウェザリングカラーのうすめ液をたっぷり付けてウェザリングカラーを伸ばしつつ、筆に付いた塗料はキムワイプでぬぐっています。

溶剤でぬぐっただけでは色が濃いので、綿棒を使って余計な塗料は拭き取っていきます。

ウェザリングが完了した後に半つやのクリアーをさっと吹いて、その後につや消しのクリアーをさらにさっと吹いてツヤの調整をして完了です。
クリアーの塗料は色々な塗料を試していて、今回もテスト塗装を繰り返したのですが、結局好みのツヤを出しやすいのがクレオスのMr.Super Clearでした。

車輪のホイールはメタルプライマーを塗った後に、アクリジョンを筆塗りで塗装しています。
半つやのクリアーを吹いた後に、ウェザリングカラーでウェザリングして、トップコートを吹いています。

センサーカメラのカバー部分はシルバーにブルーを混色して塗りました。
2つとも同じ色では味気ないので、微妙に青みを変えています。
上からクリアーを5回ほど塗ってガラスっぽさを出してみました。
色は赤っぽい色や黄色っぽい色でも良かったかも。

機銃の台座部分にはネジ受けとしてWAVEの外径3mm、内径1.2mmのプラパイプを瞬間接着剤で貼り付けています。
ネジ止めする時に力がかかってねじ切れてしまう事があるので、使うのは耐衝撃性や高強度の瞬間接着剤を使います。
私の場合は、アロンアルファのプロ用耐衝撃タイプを使っています。
プラパイプには最初から1.2mmの穴が空いているので、それをガイドにピンバイスで1.2mmの穴を貫通させておきます。
そして、固定用のネジを取り付けてみて、穴にネジをなじませます。
この時に、硬い部分は無理にネジを回さずに、少し戻してはまた締めるの繰り返しで徐々にネジを回していきます。

機体側に機銃を取り付ける部分は外径2.5mmの穴が空いていますが、Dカットされているので、これをピンバイスで外径3mmに広げます。
穴を貫通させてしまうと、ビスで止められなくなるので気をつけて浅めの穴を開けるだけにします。
すり鉢状になった内部は、ゴッドハンドのスピンブレードを使って平らにします。
これで穴の中にパイプがすんなり入るようになります。

コックピットに貼っていたマスキングをはがす際には、境目の塗料が乗っている部分ににナイフで切り込みを入れておきます。
そうしないとマスキングをはがした際に綺麗に塗料がはがれません。
コックピットの脱着時の境目部分も同様にナイフを入れておかないと、固まった塗料がべりっとはがれてしまうので注意が必要です。

あらかじめ別途塗装していたミサイル類を取り付けてひとまず本体は完成となりました。
電飾用の基板が完成したらメカ類を組み込んで、完成となります。
今月中には進空となりますでしょうか(^^;