ラジコンやプラモデルの電飾に欠かせないのがLEDです。
LEDには色々な種類があるのですが、砲弾型と言われる一般的なLEDとチップLEDという小型のLEDが一般的です。
今回、マイクロヘリの電飾を作ることにしたので、製作過程をちょこっと紹介します。
まず今回使用するのは、2012というサイズのチップLEDです。
これは、チップLEDの大きさが2mm × 1.2mmの大きさであることを表しています。
このチップLEDに電線をハンダ付けします。
今回使用しているのは、AWG33の電線で、やわらかくて取り回ししやすいのが気に入っています。
あまりにも狭いところへ配線する時はポリウレタン線を使用しますが、通常はAWG33か36あたりを使います。
LEDを点灯するに当たっては、適切な電圧をかける必要があります。
ラジコンでLEDを使う場合は、受信機から取れる5Vを使うのが楽なので、それに合わせてLED用に電圧を下げる抵抗を選びます。
どのくらいの抵抗を使えば良いのかは、電子工作系のサイトでよく紹介されているのでここでは割愛します。
実際にLEDを使う際に、LEDの明るさを自分の好みにしたいので、大体の抵抗値が決まった後は、抵抗を色々と替えて好みの明るさになる抵抗値を探します。
この時に、工作している場所の明るさと実際に使う場所の明るさを考える必要があります。
外で使う場合は、ある程度明るい必要がありますが、室内用であればそれほど明るくなくても済みます。
今回は、マイクロヘリ用ですが、屋外で飛ばすのがメインなので、屋内では少々まぶしくて、外では点いているのが分かる程度の明るさにします。
バッテリーからレギュレーターを通して約5Vの電源をブレッドボードへ給電し、抵抗を通してLEDを光らせています。
この状態で抵抗を替えて明るさを調節します。
もちろん、半固定抵抗があれば、手軽に調整できるのでお勧めです。
LEDのメーカーや、色によって明るさも異なるので、なるべく合わせるようにします。
もっとも、舷側に付ける航行灯の場合は、赤か緑のどちらかしか見えない場合がほとんどなので、大体に合わせておけば問題ありません。
次は、LEDの制御です。
今回は、舷側のストロボ灯と機体上面の点滅灯用の制御基板を作ります。
何せ空を飛ばす模型に積むので、なるべく軽くしたい事から表面実装タイプのPICを使います。
ちなみに使うのは、12F629というPICです。
PICに書き込むプログラムはmikroCというソフトを使用します。
これはエディタとコンパイラが一緒になった統合環境ソフトながら、2kバイトまでのプログラムであれば無料で使えるのが良いので重宝しています。
PICへプログラムを書き込むにはライターという機械で書き込むのですが、小さいPICの場合はアダプタを介してライターにセットします。
書き込みが済んだらブレットボードへマウントしてテストです。
白のストロボ灯は左右でタイミングをずらしています。
まずは、良い感じに仕上がりました。
ちょっと点滅の間隔が早いかなとも思いますが、模型用ならこんなものでよいでしょう(^^;
次回は、基板作りと模型への組み込みです。
コメント
雲山さん こんにちは
なかなかイイ感じですね
点滅の間隔を自分で調整出来るのはpicならではなのでしょうか?
点滅動画を見て未知との遭遇を連想したのは私だけ?(笑)
yoshiさん、こんばんは(^_^)/
PICなどのマイコンを使うと、LEDの点滅やら色々と好きなように調整できるのが良いですね。
そういや、未知との遭遇は見てないです(^^;
正月の間に見ておこうかな。。。
雲山さん こんにちは。
>ラジコンやプラモデルの電飾に欠かせないのがLEDです。
そうなんです。(^^ しかし、電子工作オンチの私には最難関でした。渡りに船、いえ地獄に仏です(^^;
次のマイクロヘリには装備したいものです。
下から失礼します。
未知との遭遇では未知と地球人が光の点滅で会話します。
ブラウンさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
電飾ってあるだけでも雰囲気が大分変わるので、お勧めですよ。
LEDの扱いについては、もう少し分かりやすい記事を近々上げますので参考になれば幸いです。
未知との遭遇、そんな場面があるのですね。
教えて頂いてありがとうございます。