ひのきさんという方が作成されている、赤外線式の無線操縦戦車コントロールキットを購入してみました。
コントローラーは市販の2chプロポを改造して使用するようになっています。
受信機の方は、戦車をコントロールするのに最適化されており、前進後進や左右旋回といった走行はもちろんの事、砲塔旋回、砲身の上下、主砲発射時のリコイル、主砲発射音、機銃発射音、走行音といったギミックが盛り込まれています。
さらに凄い事に、同じユニットを使用している戦車同士でのバトルも可能となっています。
詳細はこちらのひきのさんのブログを参照下さい(^^;
さて、注文して届いたのが以下の3品です。
送信ユニット、送信ユニットのテスト基板、受信ユニットの3つとなります。
受信ユニット以外の送信ユニットとテスト基板は自分で作成する必要があります。
製作は基板に電子部品をハンダ付けしていくだけなので、とくに難しい所はありません。
あっという間に基板は完成♪
問題はここから先です。
送信ユニットを入れるプロポの改造です。
今回ドナーとなるのは、フタバのアタックです。
製作方法はOHaraさんの製作記事を参考にしています。
まず、アンテナは必要無いので、アンテナ基部の部分は切り取って開いた穴はプラ板でふさぎます。
ここにはこの後、車両切り替え用のスイッチを取り付けます。
前面パネル下部のクリスタルを挿すところの出っ張りは削り取り、さらにパネルも取っ払って替わりにプラ板でふさぎます。
なお、この間前面パネルのメッキパーツは、塩素系漂白剤に漬けてメッキをはがしておきます。
送信用の赤外線LEDはバックパネルに穴を開けて取り付けました。
電池ボックスもプロポのものを流用です。
ただし、元は単3電池8本を使いますが、このキットは4本しか使わないのでプラ板で壁を作っておきます。
また、基板の配線で内部の高さが足りないので、電池ケース内の一部を切り取っています。
前面パネルの電源メーターも流用します。
調べてみると、2.2Vでメーターが最大となりましたので、6Vでメーターが最大となるように可変抵抗で分圧する事にしました。
ついでに、メーターのバックパネルもプリンタで印刷です。
ニッケル水素電池を使うつもりなので、3.6V以下で赤にしました。
電池ケースの左側の開いているところに、複数台でバトルをする祭に親基板と接続するコネクタを取り付けています。
なお、このコネクタには電池蓋をしたままでもアクセスが可能です。
一応、どの線を挿すか分かりやすいように色分けしてみました。
次は、受信ユニットを入れる戦車ですが↓のキットを使用する予定です。
トランペッターの1/35 KV-2のドイツ軍鹵獲仕様です。