今回は、TomixのDF200-100をDCC化してみました。
実車は北海道で貨物列車の牽引に活躍していますが「カシオペアクルーズ」や「カシオペア紀行」の牽引も短期間ながら行ったことがあります。
そのため当路線でもタキやコキの牽引だけでなくたまにカシオペアの牽引に当たったりしています。
デコーダーの搭載
デコーダーは、永末システムのDE29x2r2という2FX付きのDCCデコーダーを使用しました。
Tomixの車両はDCCデコーダーの搭載を考慮されていないので、デコーダーの搭載場所を確保する必要があります。
ダイキャストの上に直接デコーダーを置いて屋根裏部分を切り抜いても良いのですが、今回はダイキャストをフライスで2mm程削ってデコーダーを収めることとしました。
モーターマウントに付いている集電用の端子は取り外しておき、ケーブルをハンダ付けしています。
ダイキャストに穴を開けて、そこからモーターの配線を引き出しました。
ライト基板に元々ついていたダイオードとLEDは取り外してあります。
LEDは2012サイズのチップLED(電球色)を立ててハンダ付けしています。
そこへデコーダーへつなぐ0.16mmのUEW線を配線しておきます。
モーターからの配線とLEDからの配線、そしてレールからの集電した配線を引き出すとこんな感じです。
レールからの集電は、ダイキャストとライト基板の間に0.1mmのリン青銅板で作った集電板を挟んで行っています。
なお、ダイキャストを削ってデコーダーを収めているためか、屋根裏の切り抜き無しにボディがはまりました。
CV値設定
アドレスをロングアドレスにしているので、CV17、CV18、CV29の書き換えをしています。
その他はライトの光量設定を以下のようにしています。
CV17(アドレス) [196]
CV18(アドレス) [176]
CV29 [0010 0110 / 38] ロングアドレス有効化
CV112(FX1照度) [1000 0110 / 134]
CV115(FX4照度) [1000 0110 / 134]