今回は、以前購入したままになっていた「スハ32系 中央本線普通列車 7両セット[10-1320]」と、「EF13[3072]」の入線作業とDCC化を行いましたので、その模様を紹介します。
EF13のDCC化とカプラー交換
DCCデコーダーには、WebNuckyさんのワンコインデコーダー for Kato Locoを使用しました。
デコーダー上のダイオードが、運転席パーツの後端と干渉するので、その部分を削っています。
また、導光用のプリズムとチップLEDが当たるので、その部分を切断しています。
カプラーをマイクロトレインズの#1015に交換しています。
最初からついているアーノルドカプラーを取り外して、カプラー止めの突起にはめる形で、マイクロトレインズの#1015の幅を切り詰めたものをゴム系ボンドで接着しました。
走行はまったく問題ないですね。
やはりデッキのある機関車はレトロな外観と相まって、雰囲気があって良いです。
中央本線普通列車のDCC化とカプラー交換
各車両の加工内容ですが、オハフ33とマニ60はDCC化とカプラー交換、室内灯取り付け、マヌ34はカプラー交換のみ、その他の車両はカプラー交換と室内灯の取り付けです。
カプラー交換
まず、マヌ34の両端とオハフ33、マニ60のテールライトが光る側の台車には、カプラーポケットにマイクロトレインズのMT-10を取り付けました。
その他の台車のカプラーはかもめナックルカプラーを使用しています。
室内灯
各車両に取り付ける室内灯は、Kato純正の室内灯にオレンジのフィルターを付けて使用しています。
接触不良防止のため、集電板とライトユニットの端子とをハンダ付けしています。
室内用ユニットの電流制限ダイオードは10mAに交換済みです。
DCC化
マニ60はDCCフレンドリーな車両なので、ライトスイッチを取り外して、KatoのFL12をそのまま取り付けただけで、DCC化完了です。
オハフ33はライト基板の加工を行います。
集電板からLEDへの配線をカットしてから、集電板にはDCCデコーダーへの配線をハンダ付けします。
LEDへの配線用にポリウレタン線をハンダ付けしています。
DCCデコーダーは永末システムのDF19x2r2を使用しました。
このデコーダーを室内灯の上面に両面テープで貼り付けて、配線をハンダ付けしています。
デコーダー部分が当たる屋根の部分は切り抜いておきます。
客車のテールライトをDCCで制御するにあたって、車両のアドレスをどうするかいつも悩むのですが、今回は編成が固定なのでオハフ33とマニ60はEF13に合わせてアドレスを13にしました。