昨年の夏頃に鉄コレの機関車4両のヘッドライトを点灯化しました。
さらに、購入時にカプラーを交換していたので、その際の記録です。
国鉄 ED14
カプラーは、カトーから発売されている、マイクロトレインズのMT-7を台車のカプラーポケットに取り付けています。
また、金属部分が目立つので、黒く塗装しています。
屋根に付いているライトパーツは、引っ張ると簡単に抜けます。
電飾に使用するLEDは1005という小型のものに、0.08mmのポリウレタン線をハンダ付けしたものを使いました。
支柱(?)となるパーツに0.5mm程の穴を開けて、さらにライト部分の中央にLEDがはまる穴を開けます。
LEDはライトの裏側から貼り付けて瞬間接着剤などで固定します。
ライトの内側は、黒で塗った上から銀色で塗っています。
さらに、LEDの裏側は黒で塗装して遮光しました。
ボディと同じブドウ色で塗ると良いのでしょうが、ライトの裏側で目立たないので、黒で塗ったままです(^^;
屋根裏にリン青銅板で作った集電板とチップ抵抗、LEDからの配線をハンダ付けしています。
この集電板部分の厚さが大きいと、ボディと下回りがきちんとはまらないのでクリアランスに気を付けながら調整します。
モーターの端子と動力ユニットの端子の隙間にはまるように、0.1mm厚のリン青銅板で作った集電板を差し込み、ボンドで固定しています。
集電板の間にはちらつき防止の抵抗とコンデンサを取り付けています。
念のため、ウェイト部分に絶縁用のカプトンテープを貼っています。
名古屋鉄道 デキ101
カプラーはマイクロトレインズの#1015を動力台車にゴム系接着剤とねじ止めで取り付けました。
デキ101のライトは、レンズが入っておらず、無垢のパーツとなっています。
そのため、最初にドリルで穴を開けてやる必要があります。
ある程度深く開けたら、ゴットハンドのスピンブレードや小型の平ノミなどで底面を平らにします。
支柱部分にライト内までの穴を0.5mmで開けたら、内部を銀色で塗ります。
ED14と同様に1005サイズのチップLEDに0.08mmのポリウレタンをハンダ付けしたものを中に入れています。
LEDの位置決めをしたら、動かないように瞬間接着剤でポリウレタン線とライトパーツ部分を接着してしまいます。
ライトの底面とLEDとは念のため少し隙間を開けています。
レンズ部分は、紫外線硬化型のレジンを使いました。
厚みがあるので一気に硬化させず、2回に分けてレジンを流して硬化させています。
集電パーツは写真のようなパーツを作りました。
子のパーツがボンネット裏部分に収まり、動力車の台車集電板にスプリングが当たるようになっています。
ちらつき防止用の抵抗とコンデンサ、LEDの電流制限用の抵抗を取り付けてあります。
集電パーツは写真の位置に接着してから、LEDからの配線をハンダ付けしています。
岳南鉄道 ED40
カプラーは、マイクロトレインズの#1015を使用しました。
スカート部分にカプラーがはまるように切り欠きを作り、ゴム系接着剤で固定しています。
電飾に当たり、レンズの内部を黒く塗装してから銀色で塗りました。
レンズの車内に張り出した部分の窪みに、UVレジンを流して導光材代わりとし、下側にチップLEDを貼り付けました。
この上から遮光用に黒く塗装をしています。
台車からの集電と、屋根の集電パーツの構造は、ED14と同じです。
東武鉄道 ED5010
カプラーはマイクロトレインズの#1015を使用しました。
スカートとスノープラウが一体になったパーツにカプラーがはまる用に切り欠きを作ります。
カプラーの厚さに合わせて切り込みを入れれば、取り付けた時にカプラーが固定されますが、緩い場合はゴム系接着剤で固定します。
カプラーの高さは問題ありません。
カプラーのアームがスノープラウに当たるので、少し切り取っています。
レンズの車内側の窪みに導光材を作って、下側から光を当てる方法だとうまくレンズが光らなかったので、レンズと平行になるように裏側にチップLEDを貼り付けました。
その上から黒く塗って遮光しています。
問題無く光りますが、横から見ると手前側の方が明るくなってしまいます。
正面から見るとちょうど良いのですけどね。
2灯式の場合、それぞれに光源を置いた方が良いのかもしれません。