Tomix ノスタルジックビュートレイン DCC化

スポンサーリンク

今回は、TomixのノスタルジックビュートレインをDCC化しました。

ノスタルジックビュートレインは、1990年から1996年まで秋田・東能代 – 弘前間を走っていた観光列車です。
以前DCC化した、リゾートしらかみと同じく、奥羽本線と五能線をまたがって走っていました。

Tomixからは過去に機関車1両に客車3両のセットが発売されていましたが、今回DCC化するのはリニューアルされたパッケージで、DE10 1187号機の他、客車となるオハフ50-2500が2両と、オハフ50-2000が2両の5両編成となっています。

DE10 1187号機

DC10 1187号機に使うDCCデコーダーはロクハンのA053を使いました。

車体を分解してモーターを取り出したら、ダイキャストとモータをつなぐ端子を取り外して、DCCデコーダーとの配線をハンダ付けします。
DCCデコーダーを狭いキャブに収めるために、コードの長さが最小限の長さになるようにします。

ライト基板は、コンデンサを取り外した後、LEDを側面発光のものに交換しています。
配線となるポリウレタン線をハンダ付けしたら、裏面に絶縁のためカプトンテープを貼ります。

1位側のライト基板はそのままダイキャストの車体に戻しますが、2位側のライト基板とダイキャストの間に、集電版を挟み込んでいます。
この集電版で集電した電気をDCCデコーダーへ送っています。
この辺りは、以前のきのくにシーサイドと同様ですが、今回は1位側のテールライトが無いのと、2位側のヘッドライトがあるのが違いですね。
キャブにDCCデコーダーを納めますが、運転席のモールドが邪魔なのでデコーダーが斜めになるように室内を削ってやります。

オハフ50-2500

展望デッキ付の客車です。
テールライトをDCC化しました。
使用したDCCデコーダーは、永末システムのDF19x2r2と言う2FX ファンクションデコーダーです。

DCCデコーダーは室内灯の上面に貼り付けますが、室内灯は庄龍鉄道のグランライトプレミアムを使用しました。
グランライトの給電端子に電線をハンダ付けして、DCCデコーダーへつなげています。
テールライトのライト基板と車体の集電板の間にカプトンテープを貼り絶縁の上、DCCデコーダーへとつなぐポリウレタン線をハンダ付けしました。
ライト基板からDCCデコーダーまでの配線は、シートパーツに開けた穴を通して、なるべく目立たないように室内灯上面のDCCデコーダーまで配線をしました。
 

屋根裏のDCCデコーダーが当たる場所は切り抜いておきます。

オハフ50-2000

室内灯として、グランライトプレミアムを取り付けるだけで完成です。

オハフ50-2500とオハフ50-2000は座席パーツの色が異なるので、室内灯点灯時の色合いの違いが異なります。
後日、室内の塗装も行いたいところですね。
また、ヘッドマークの取り付けやDE10のカプラーをマグネマティックカプラーへ交換などやる事はまだ残っていたりします(^^;