1/35 KV-2 [754(r)]建造 その1

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以前、ひのきさんから購入した戦車用コントロールユニットですが、トランペッターのKV-2 754(r)に乗せる事として、建造を開始しました。

ちなみに、754(r)と付いているのは、このKV-2がドイツ軍に鹵獲された戦車だからですね。
(r)がロシアの戦車である事を表しています。
P1030623

まずは足回りの工作からです。
元のキットはサスペンションが固定なので、これを可動にします。
元々付いているシャフトは切り取って、Φ3mmの穴を開けた上で、Φ3mmのプラパイプをシャフトとして取り付けました。
サスペンションアームに垂直に穴を開けるために、左下のような簡単な治具を作りました。P1030634 P1030644

シャーシ側面の元々のサスペンションアームを取り付ける場所には、内径3.1mmの穴を開けたプラパイプを取り付けています。
最初は、内径3.2mmのプラパイプをそのまま使用したのですが、がばがばだったので急遽取りやめた次第です。P1030651

履帯はフリウルの連結履帯を使用します。バリが割と多かったので、バリをヤスリで削ってピンを通す穴をΦ0.5mmのドリルでさらっています。
IMG_3009

イソプロピルアルコールに一晩漬けてから、スーパーブルーで黒染めしたところ。
P1030734

私の場合、脱脂の後、単体で黒染めして、超音波洗浄機でざっと洗浄。
20個くらいずつピンで連結して、中性洗剤と歯ブラシで磨いてから、再度黒染めして再度歯ブラシで磨いています。
その後にピンを中粘度の瞬間接着剤で固定。
最後に接着するのは、瞬着が付いた部分が染まらないのを防ぐためですね。P1030735

履帯のテンショナーも可動にしてみました。
誘導輪を可動させるパーツのシャフトをΦ2mmの真ちゅう線で置き換えて、車内から内径2mmのロッドストッパーで固定するようにしています。
シリンダー部分の基部もΦ3mmのプラパイプを取り付けて、穴をΦ1.8mmに広げてM2のビスで止めるようにしています。
P1030738 P1030739

ピストン・シリンダー部分も可動します。
ピストンはΦ0.8mmの真ちゅう線と内径0.8mm、外径1.2mmの真ちゅうパイプで作っています。
誘導輪や転輪で見えなくなるところなので、わざわざ可動にする事も無いのですが、なんと無く動かしたくなりました(笑)
P1030740 P1030741

コメント

  1. yoshi より:

    雲山さん こんばんわ(^∀^)/ 
    お次はKV-2ですか? やっぱりガルパン繋がり(笑)
    履帯の接着ですがなんで瞬着の部分を染めない必要があるのでしょうか? どちらかと言うと接着後を目立たせないように接着に染めた方がいいような・・・ 染めちゃうと瞬着が割れるのでしょうか?

    • 雲山 より:

      yoshiさん、ども(^_^)/
      ガルパンで見てKV-2好きになったってのはありますね。どでかい砲塔がなんともいえない存在感を放つまさに怪物です(笑)
      黒染めは金属の表面に化合物の膜を作る処理になります。そのため瞬着でコーティングされた所は染まらずに地の色が残ってしまうんですよ。
      まぁ、後からダークグレーとかで塗ってしまえば分かりませんけどね(^^;