神戸サブレガッタ2009

9/20に神戸の神戸市立フルーツ・フラワーパークにて行われた、JMSS主催のサブレガッタへ参加してきました。
今年は高速道路ETC使用時1,000円ということもあって、混雑が予想されるため若干例年より早めの前日15時に家を出たのですが、なんだかんだで色々とあって結局現地に到着したのは翌日の12時半を過ぎていました(^^;

着いた頃にはすでに他の人の競技は終わっており、慌ただしく昼飯を食べながら競技の準備に入りました。
結局試走・調整は一切無しのぶっつけ本番で競技に臨んだ訳ですが、結果は散々でした。
まず、水温が低く浮力が強くて潜らない！
セイルが水面下になかなか潜らないため、潜望鏡深度が取れずに0点。
定点着底では、潜航距離を稼ぐために時計回りに回りながら徐々に沈めて行きましたが、なかなかプール底に付かず何度もトライした揚句にあきらめて次へ、ここで大幅にタイムロスとなりました。
次はアイスパック(定点浮上)ですが、浮上地点直下でいい位置を取ったもののなかなか浮かんでこない。
ガスタンクのブローが効かずにガスが出ないアクシデント発生。
とりあえず、浮力はプラスなのでゆ～っくりと浮上して来るのを待ちました。
なんとか点は取れたものの、ここでもタイムロス。
次はフラフープくぐりでしたが、これは問題無く3つの輪を潜り抜けました。
タイムは5分5秒と既定の5分を越えてしまったため、減点となってしまったのが残念です。
最後の直進性競技では、何故か左へと曲がってしまい失格でした(^^;
この後、左回りしか出来なくなり、引き上げてみたらラダーのサーボが壊れていました。
左一杯にサーボを切った時にロックがかかったようになり、モーターが唸っている状態でした。
リンケージに引っかかりでもあるのかと思いましたが、サーボの内部に異常があるようです。
そんな訳で、結局現用艦クラスで3位という結果になりました。
競技直前のテストはきちんとやらないとだめですね(^^;
競技が終わった後は、久しぶりに会う神戸の皆さんの作品を見て歩きながら、色々と話をしていました。
貴重な技術面のお話もお伺いする事が出来て、とても有意義な時を過ごさせて頂きましたよ(^_^)
16時までフリー走航の後、閉会式となりました。
ここで表彰が行われたのですが、各競技の結果は以下の通りとなりました。
WW2部門優勝　yoshiさん(初出場)
現用艦部門優勝　トムさん(通算4回目の優勝)
SF部門優勝　J.AMANOさん(通算2回目の優勝)
図らずも関東勢で3部門の優勝を占めてしまいました。
ちなみに、総合優勝はトムさんでした。
全て終わり、片づけをしてからホテルへチェックイン。
今回の会場となった、神戸市立フルーツ・フラワーパークの中にホテルがあるのでプールからホテルまでは楽チンです。
温泉に入ってさっぱりしてから、懇親会の会場へ。
バイキング形式の食事にドリンクは飲み放題。
ロゼワインが意外と美味しかったので、思わず飲みすぎてしまいました(笑)
その後の2次会はバーへ移動して、さらによもやま話に花が咲きました。
翌朝、6時に浴場が開くのを待って朝風呂。
露天風呂を独り占めは何とも気持が良いです(^_^)
7時からの朝食をさっさと済ませて、園内を散歩。
前日の競技に使ったプールとは別の池で、午前中は走航会が行われるとの事で、その下見でもありました。
それにしても、このフルーツ・フラワーパークですが建物も立派ですし、あちこち手入れも行き届いていてとても公営の施設とは思えませんね(^^;
機会があったら、この園内で普通に楽しんでみたいと思いましたよ。
走航会は9時からとの事でしたが、少し前にホテルをチェックアウトしてトムさんと池に船を浮かべていました。
11時になって、走航会もお開きとなり、帰路へ付きました。
帰りはyoshiさんの車に同乗させてもらって帰ってきたのですが、帰りは来る時ほどの渋滞に巻き込まれることなく13時間ほどで帰ってこれました。
毎度のことですが、サブレガッタでは競技を楽しめるだけでなく、日頃お会いする事の無い方々と会って、色々な話をしたり、作品をじかに目にすることができ、とても貴重な場でした。
JMSSの皆さん、ありがとうございました。
来年もきっと参加しますので、よろしくお願いしますm(__)m
さて、以下写真にて現地の様子を紹介します。

今回会場となったプールですが、とても広いです。
奥の建物がホテルですが、なんとも立派です。

定点着底へアプローチするトムさんのマーリン。

アイスパックへアプローチする、トムさんのマーリン

浮上準備中。

見事に浮上に成功。

フラフープをくぐる、トムさんのマーリン。

直進性テストは、最初に手前の2本のポールの間を通ります。

次に奥の4本のポールの間を通るのですが、どの間を通るかによって点数が変わります。
もちろん、この間操縦者はプロポからの操縦をしてはいけません。

潜望鏡深度へ潜ろうにも潜れない214型潜水艦。

アイスパックではなんとか浮上に成功。

たもつ模型さんで販売されていた214型潜水艦と1/144プラモの214型潜水艦。

同じく、たもつ模型さんで発売されていた212A型潜水艦と1/144プラモの212A型潜水艦。

たもつ模型さんで発売中のゼーフント。
走航姿を見れなかったのが残念(>_<)
ゼーフントの中身は汎用WTCです。

たもつ模型さんのなつしお。

“573　ゆうしお”さんのUボート XXIII型。結構大きいです。

“ノーチラス３号”さんのアルバコア。

瑞俊さんの1/144艦隊。さすがにヘリ空母は大きいですね。

海人党さんのアクラ級。

このノーチラス号(Heisan作)はなかなか安定して走っていました。

単縦陣にて走航中の巡潜乙型3隻。
なかなかの見ものでした。

懇親会会場にて、酒の肴となる2隻の巡潜乙型(伊19)。
WTCとセミドライハルの違いが興味深いです。

翌日、走航会の会場となった池。
ここもまた広いです。

潜望鏡深度でゆっくり進む伊19(トムさん)。

安定性抜群のなつしお(tamo2さん)。

同なつしお。

ホバリングをばっちりと決めたyoshiさんのUボートVIIC型。
ピストンバラストの威力恐るべきです(^^;

J.AMANOさんのサンダーバード4号。

瑞俊さんの冬月。
番外編・今回の災難一覧
・往路:東名高速富士-清水間が高波のため通行止め。富士ICから降りるのに?時間、一般道1号線を走って清水ICまで?時間。
・往路:名神高速道路、養老SAで仮眠を取った後5:30に出発するさい、エンジンが掛からず。
　バッテリー上がりでJAFの世話になり、出発は6:30過ぎ。バッテリー上がりの原因は不明。
・往路:養老SAから神戸方面へ向かうも、大渋滞に巻き込まれ現地に着いたのが前述の通り12時半。
・競技中、ラダーサーボが破損。
・帰路:東名高速走行中、前を走る車のはじいた石がフロントガラスを直撃し、40cmほどのひび割れ。
まぁ、色々とありましたが、事故に会わなかったのだけが不幸中の幸いでした(^_^)
往路運転して頂いたトムさん、帰路運転して頂いたyoshiさん、ありがとうございました。